弦はどのくらい張っておくんですか?

と、ご質問くださる方は少なくありません。


切れるまで使える!と、思ってる人はちょっと待って。その弦はブーブーする音、してませんか?

弦は張った直後から伸ばされつづけ、劣化していきます。張りたてはキラキラした輝かしい響きだったのに、いつの間にか響きを失い、よく鳴らなくなってしまいます。

使い続けていると気が付きにくいのですが、あたらしい弦に変えるとその違いにびっくり!ということもよくあります。


知り合いはドミナントという弦を愛用していますが、3週間で変えるそうです。

趣味で弾いている方はこんなに早く交換する必要はありませんが、結構弦はダメになってしまうものです。


話は変わりますが、松脂を落とそうとしてこすりすぎてダメにした弦です。


上から二番目の弦、よく見ると表面に巻いてある金属に隙間ができてしまっています。

ピラストロ社のパッシオーネという弦ですが、交換を余儀なくされました・・・。

高かったのに ToT



弦を変えるめやすとしては、

①弦の表面がざらざらしてきている。

 これは汗や毎日の練習によって表面の金属が錆びたりハゲたりしてざらついてきているのです。


②音に響きがない

 これは本人にはわかりづらいこともあるのですが、明らかに鳴らない、音が曇ったように聞こえる場合は交換するのが良いですね。


③1年以上張ってます!

 張りすぎですw

 うちにいらっしゃる生徒さんは音楽経験0の初心者さんばかりですが、だいたい半年もしたら交換してくださいね、とお伝えしています。




夏場の子供たちの弦はすごかった。

ただでさえ大人より温かくて湿っているその手でたくさん練習してくれるもんだから、1週間でボロボロになっていたり・・・。

がんばったんだねぇ、と心の中でジーンとしておりました。


 

ひらさわヴァイオリン教室

前橋市のヴァイオリン教室です♪

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